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男性と女性の性差の違いが際立つ動脈硬化症

動脈硬化には、性差があります。生活習慣病にも男性と女性との性差があり、体内のメカニズムやホルモンの働きの違いが、動脈硬化の発症の確率の差になっています。動脈硬化に対して、男性と女性に対し、同じ薬を使用しても、その効き目に差が出たり、全く効き目がなかったりします。

 

男性ホルモンと女性ホルモンがありますが、女性ホルモンは、高血圧、高脂血症、動脈硬化などを防ぐ効果があります。一方の男性ホルモンには、タンパク質を合成し筋肉を増やし、コレステロールを上げ、中性脂肪を増やす働きがあります。この違いにより、男性のほうが動脈硬化になりやすいとされています。

 

しかし、女性は、40代以降に女性ホルモンの分泌が急激に減少します。これは女性特有の更年期障害と呼ばれる症状ですが、更年期になると、男性と同様に生活習慣病のリスクが高まります

 

動脈硬化症も同じように、若いころは男性のほうが多いのですが、閉経後は女性も同じように患者が増え、70代頃には男性も女性も動脈硬化症にかかりやすくなります。女性ホルモンで動脈硬化を防ぐ作用を持つホルモンが、エストロゲンです。エストロゲンが分泌されている閉経前の女性は、狭心症や心筋梗塞になることは少なく、動脈硬化症になる危険性は全くありません。

 

 

動脈硬化症に限らず性差医療は当たり前となっています

男性ホルモンや女性ホルモンの働き、体内でのメカニズムを知れば、動脈硬化症に限らず、性差医療を行うことは当然のこととなります。

 

薬による治療を行う場合でも、男性と女性ではその作用による効果が全く違います。薬には副作用もあるため、強い効き目のある薬を使用すると、副作用に苦しむことになり注意が必要です。女性の脂質異常症では、男性と同じような薬の使用は行われません。

 

同時に糖尿病を患っている場合は、女性でも薬が有効ですし、食事療法や運動療法など、薬を使わない治療であれば、副作用とは無縁の動脈硬化症の治療になります。動脈硬化症では、男性と女性とでは、治療法に違いがあることを知っておきましょう。

 

 

 

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