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動脈硬化の好発部位はどこ?場所別の起こりやすい病気を解説

 

動脈硬化は全身の動脈で起こる可能性があります。生活習慣病に注目が集まるようになり、テレビの健康番組などで動脈硬化が特集されることも珍しくなくなりました。しかし、動脈硬化の好発部位に注意せず、総論で取り上げていることが多いです。

 

今回は、動脈硬化の好発部位別に、起こりやすい病気についてまとめてみました。

 

 

動脈硬化が最も起こりやすい大動脈

身体にある動脈のなかで最大の大きさがあり、全身に血液を届ける本幹となるのが大動脈です。動脈硬化が最も起こりやすい箇所とされています。動脈硬化が原因となって、大動脈瘤という動脈の一部が瘤のように膨れる病気を引き起こしやすいです。

 

一口に大動脈瘤と言っても発生場所や大きさには違いがあります。胸部に出来た時は胸部大動脈瘤や腹部なら腹部大動脈瘤と呼ばれます。一度出来てしまうと自然に治ることはほとんどありません。にも関わらず、自覚症状がほとんど出ない点が怖い所です。もし大動脈瘤が破裂してしまうと、最悪の場合、命に関わりますので、早期発見が重要となります。

 

 

脳に血液を運ぶ脳動脈・頸動脈

脳にはたくさんの血液が必要不可欠です。脳に血液や栄養を運ぶ役割を果たしているのが脳動脈・頸動脈です。もし、動脈硬化によって血管が詰まってしまったら脳梗塞を発症し、血管が破裂してしまったら脳出血が起こります。一命をとりとめたとしても脳の機能に障害が残ることもあるので、非常に危険です。

 

 

心臓に血液を送り届ける冠動脈

心臓は全身に血液を送り出すポンプの役割を果たしています。同時に心臓自身にも冠動脈を通して血液が運ばれています。大切な動脈ですが、太さは4 mm程度しかなく、だいたいストローと同じくらいです。

 

動脈硬化によって、心臓に十分な血液が届かないと狭心症などを発症します。血栓が生じて血管が詰まってしまった場合は心筋梗塞を引き起こします。心筋梗塞の前兆として狭心症の症状が出ている場合も多いです。突然死の原因となる急性心筋梗塞を発病することもあります。

 

 

腎動脈と末梢動脈

身体を正常な状態に保つ働きをしてくれる腎臓に血液を供給しているのが腎動脈です。高血圧が長く続いたことが原因で動脈硬化が起こると、腎臓の働きに障害がでる腎硬化症を発症しやすくなります。生活習慣病などによって、高齢者だけでなく働き盛りの若い世代でも、発症のリスクがあります。

 

足にある末梢動脈に動脈硬化が見られると、末梢動脈疾患を引き起こす可能性が高いと言えます。以前は、閉塞性動脈硬化症などと呼ばれていました。足の指に栄養が届かなくなると、最悪、壊死してしまうこともあります。

 

 

 

 

 

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